この活動は2011年3月11日に起きた東日本大震災と原発事故を契機に、復興へ取り組む福島県浜通り・富岡町の明るい未来を切り開く一つのカギとなるよう、ワインを核とした新たなまちづくりと、新しい農業への取り組みを行っています。地元産の食材との調和(マリアージュ)と、何度でも訪れたくなる豊かな自然風土の環境形成(テロワール)の両立を目指しています。

富岡ワイン葡萄栽培の活動は、県内方々に避難する町民有志10名で2016年3月より試験的に始めたものですが、今では40名を超える会員を有するほどに葡萄と共に成長しています。

2020年には富岡駅東側に約0.2haの新規圃場を開設し、アルバリーニョ(白)を中心に約400本の苗木を植え付けました。
今後、駅前圃場を拡張し、ここを中心に本格事業を展開する予定です。